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バイヤー's VOICE

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取り立てて大きな混乱も無く始まった「ユーロ」。只今大混乱中のどこかの国の銀行とは「準備の周到さがチガウよ」と言う事でしょうか…。

今年の1月1日から欧州12カ国で流通を始めた統合通貨ユーロ。
2月の末で、旧各国通貨の法的効力は失われ、以前の貨幣はマーケットから完全に姿を消しました。

パリ市民を対象にした世論調査では、約80%以上の人がこの歴史的な試みを成功と評価しており、すっかり定着した感がありますが、一方では便乗値上が大きな問題となっています。

とある消費者団体の発表によると、レストランやカフェなど、サービス業の約60%がユーロ導入をはさんで値上を実施している、まさに便乗値上げとも呼べるもので、一般市民からは大きな反感を買っています。

このトバッチリが、細かい額とはいえチップを重要な生活の糧にしていたカフェや、レストランのギャルソン(給仕さん)達、そしてホテルの従業員等にまで及んでいて、当人達にとっては、本当にシャレにならない程深刻な状況になっています。

気安く入れて食事も美味しい(所が多い)カフェ。チップが少ない為に「サーヴィスが悪くなって…」ということで、今までの気安さがなくなってしまうのは、とても悲しい事です。

それというのも、今までは切りの良い10フラン(約175円)を置いていったお客さんが、1ユーロ(約116円) しか置いていかない事が多くなった上に、支払をする時にも端数の小銭を要求される為、小銭がポケットに不足していて、まったくチップを払わない人達も続出しているようです。(そう言えば日本でも消費税が始めて導入された時、小銭が不足して問題になった事があったような…。)

フランスの新聞によると、1月の最初の2週間はチップが昨年比で70%も減ってしまったそうですから、事態はかなり深刻な状況といえますよね?

便乗値上げで大きな利益を上げた筈の経営者のツケを従業員が払わされるとは、本当に気の毒な事ですし、国は違っても同じ一サラリーマンとして、その痛みや、やり場の無い憤りは本当に「よぅーく解る!」という気がします。

チップが減った事でモチベーションも減ってしまい、サービスもメチャ悪くなったなんて事にならないように願いたいとは思いますが…。


コレが問題の「ユーロ」、一度この「Voice」でも取り上げましたね。お札はさておき、問題になっているのは貨幣。まるで「日本の消費税導入」の時のように不足しているとの事。ちなみに赤い矢印の貨幣が「1ユーロ」。4月16日朝10時の時点で「1ユーロ」=「約116円」です。

 


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