米国の同時多発テロの影響がようやく収まってきたと思ったら、今度は
ニューヨークの自由の女神が攻撃されるのではないかといった噂が飛び交うなど、本当にキナ臭い現在の世界情勢。
取引先が世界中にある我々輸入業者にとっては、「外国の事だから」などとお気楽な事は言ってられません。
ワールドカップも開幕し、日本でも「フーリガン」対策で「セキュリティ」と言う言葉に少しは敏感に反応していますが、
アメリカやヨーロッパの国々では、テロ対策に大変神経を使っています。
特に、元来お気楽な国民ともいえるアメリカ人はテロの被害国ということもあって、ある意味過剰にも見えてしまうほどのテロリズムへの抑止策をとっています。
この動きは前述のようにヨーロッパの国々、もちろんパリの市中においても例外ではなく、パリ市内では写真のように迷彩服を着た兵隊さんをそこここに見かけますし、空港の中はもちろんの事、街中に設置してあるゴミ箱も昨年のテロ以降すべて取り払われていて、現在は剥き出しのビニール袋に姿を変えています。
日本でもあの忌まわしい「地下鉄サリン事件」後は、地下鉄駅構内からゴミ箱が無くなるということがあったので、テロ抑止の常套手段といえるでしょう。
まぁ、パリのゴミ収集係の方の仕事は大分楽になったかもしれませんが…。
もう一つ驚かされるのが、飛行機の中の機内食。
ナイフは危険と言う事で、すべてプラスチック製に変更されています。
個人的には、プロレスでテリーファンクと、ブッチャーの試合(古っ!)を見て育った世代ですので、“フォークの方が危ないんじゃない?いとも簡単に凶器になるし…”と思ってしまいますが、普段お箸を使っている我々日本人には、その辺の価値観はよく理解できない部分ではあります。
例えばこの写真(↑)は、ビジネスクラスの食事ですが、食事の豪華さとプラスチックのナイフのミスマッチがちょっと「ままごと」チックで、少し面白いなと思いました。
日本の国自体の治安も悪くなり、またワールドカップという大イベントのせいもあって、厳しいセキュリティチェックが行われている今日この頃ですが、平和ボケの日本と違って外国では、そういった当局の努力に文句を言う人が一人もいないのも覚えておきたいです。
ただ、日本の当局がよくやる見当違いの努力は、本当にどうにかして欲しいものですが…。いずれにしても、早く平和で安全な世の中になって欲しいものですね。
|