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「サンティエ」地区

メトロ「サンティエ駅」にある、メトロ路線図。今回もやってきました。

以前にもこのページでご紹介したことがある、パリの繊維問屋街「サンティエ」。

秋冬物の出荷が一段落し、来年の春夏物の展示会も一応無事終了ということで、アパレル業界に携わっている人にとっては、本来、少しのんびりできる時期ではあるのですが、ここサンティエ界隈は相変わらずの賑わいです。

一流ブランドのコレクションと違って、この界隈の小さなメーカーは、小回りが決め手、常に売れているものを敏感に察知し、如何に早くお客さんの手元に届けられるかに勝負がかかっています。

例えは悪いですが、常に新しいものを提案し続けないと転んでしまう、言わば自転車のような小規模のメーカーが多いことも逆に魅力となっています。

世界的にファッションのカジュアル化が進んでいて、サンティエ界隈のメーカーも大忙し。
安価に最新フレンチファッションが手に入るので、日本からもバイヤーが大勢訪れます。

着くのがちょっと早過ぎた…。まだ多くのお店が閉まってました。 開店準備中、当然忙しそうです。邪魔にならないように撮影しないとね。 業者サンも次々到着。街に彩りが出てきます。

日本のアパレルメーカーは小売店との取引形態が大部分「委託(売残った物を返品できる条件で納品)」、「消化(売れた物のみ仕入計上、つまり売れていないものはメーカーの在庫となる)」の条件となっているので、メーカーとしては倉庫から品物が出ていっても、いつ何時返品が返って来るか分からず、新しい企画を次々に打ち出す事ができません。

その上、総合商社、繊維専門商社、生地卸問屋などの「コンバーター」と呼ばれる存在がテキスタイルの納品から、生地代金の立替などをおこなっていて、この入り組んだ取引形態によってデザイナーの活動にもある意味、制約が加わるわけです。

不況に苦しむ繊維ファッション業界、サンティエのメーカーから学ぶべき点は多いカモしれませんね。



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