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| 「アール・ヌーヴォー」のと並んで有名な建築様式といえば「ゴシック様式」。その代表が「ノートルダム寺院」でしょう。まさに壮麗の一言。 |
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ヨーロッパでは、様々な芸術に身近に接する事ができます。
絵画や美術品はもちろんですが、建築物にも価値あるものが沢山あります。美術館にワザワザ出掛けなくても鑑賞できますので、事前にある程度勉強さえしておけば、ヨーロッパ旅行の思い出が2倍、3倍に膨らむのは間違いないでしょう。
特にパリ市内は、新しい建築が厳しく規制されており、看板はもとより日除けのテントでさえも許可が無いと設置できません。(しかもコレがなかなか許可されない!)
建替えの際は、外壁だけを残して内側だけを建て替えることになりますので、市内中心部の町並みは1世紀前からほとんど変わって無いともいえるでしょう。
古くは中世のゴシック建築(ノートルダム寺院などが有名ですよね)から、19世紀末の第2次産業革命時に建てられたアールヌーボー様式の建築も当時のまま残されています。
日本だと文化財ものですが、他の新しい建物と同じように普通に人が暮らしていたり、オフィス・ビルとしてが全然現役だったりするのが凄いところです。
事実、ほとんどの建物が築60年から100年は経っているので「じゃぁ、コレは何様式?」なんて言われても、興味が無ければ見分けがつかないかもしれません。
今週は、パリの高級住宅街と言われる16区(セイジエム)パッシーに程近いラ・フォンテーヌ通り周辺のアールヌーヴォー様式の建物をご紹介します。
アールヌーヴォーって何?って聞かれた時に、一番解りやすいのが今回取材してきたこの界隈、「アール・ヌーヴォー」がいったい何なのか知っておけば、パリに出かけた時に旅の面白さがアップする事間違いナシですよ。
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| 凝った細工が施してある出窓。必要かどうかは別として、遊び心に溢れています。 |
建築物によっては、壁にデザイナーのサインが施してあります。サインの上の顔のようなものは? |
これぞ「アール・ヌーヴォー」という感じの建物。今でも現役バリバリのアパートメントです。 |
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アール・ヌーヴォーが花開いたのは産業革命の真只中の19世紀末。
その基点ともなったロンドンやパリなどの都市は急激に工業化が進んだために、沢山の自然が失われる結果となりました。
そして産業革命の産物である、大量生産された工業製品からは暖かみが失われ、建物にも以前のようなゴテゴテとした装飾が無くなってきたわけです。
そういった機械的、工業的なものへの反動として生まれたのが「アール・ヌーヴォー」です。
この新しい様式は、女性的でやさしい物、自然を象徴する植物的な図柄が流れるような曲線によって表現されています。
現在我々が生活する都市の建物は、モダンなデザインが施されているとはいうものの無機質で暖かみが無く、1世紀前に起こったある意味無駄とも言えるデザインが流行るような、余裕のある世界になって欲しいと思いませんか。
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