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| Sale(英)、Saldi(伊)、Soldes(仏)。この表示を見るとヨーロッパ中から集まってくるのがお分かりでしょう。 |
年中を通して安心価格といったアイラブブランドのようなお店はヨーロッパではほとんどお目に掛かることができません。
と、いうのも年に2回の決められた期間以外に値引き販売を行うことが基本的に法律で禁止されているからです。
今年の「冬物売尽くしセール(SOLDES:ソルド)」のスタートは1月8日。
景気後退からクリスマス期間中の販売が伸び悩んでいた各ショップにも、初日から多くの人が詰め掛ける大盛況でした。
そんな中、今年もいくつかのブティックが、SOLDESの期間以前に商品を安売り販売したという容疑(っていうのも大げさなようですが、ホントなんです)で摘発されたと、現地のニュースで結構大きく報道されていました。
その手口(?)といえば、値札上は定価や「SOLDESでは何割引きますよ」的な表示がされているのだけど、実際は期間前にも関わらずSOLDES価格で売っていたというもの。
何故そんなにフライングしてまで商品を無くすのに躍起になるかっていうと、日本のように委託販売(売れ残ったら返品できるシステムで、日本の百貨店や、スーパーなどのほとんどがそういった形で品物を仕入れています)などありえない欧米の流通システムでは、新しいコレクションを店頭に並べるまでに、以前のコレクションを自分たちの力で売り尽くしてしまわなければなりません。(最近は郊外にアウトレットショップを開設するメーカーやショップも増えてきていますが・・)
そんな理由から、年に2回行われるSOLDESは、お店にとっても、お客さんにとっても大きなイベントだと言えます。
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| でっかく「-50%(!!)」の表示。アツい意気込みが伝わってきます。 |
こちらは「3!4!5!」。もうお腹いっぱいです。 |
もちろん日本でもバーゲンセールの時期ではありますが、普段値引き販売を行わない一流ブランド、しかも50%OFFが当たり前という価格に、地元の方
VS 旅行者のバトルは凄まじいものがあります。
エルメスの場合は、ショップでは値引き販売を行わず1月20日から24日まで凱旋門近くの特別会場で開催されましたが、初日には「この寒い中、朝の5時から並んで待ってた日本人がいた!」と地元でも話題になってました。
このバーゲンの為だけに、日本からわざわざ旅行に来られる方も大勢いらっしゃる、と言うから驚きですよね。
ご存知の方も多いと思いますが、ここで買われた品物にはすべてSOLDESを表す【S】の刻印が押されており、バーゲン商品であることが分かるようになっています。
安く買って誰かに高く売りつけようと思ってもバレちゃいますので、気をつけてください。(オークションサイトにはこの手の古い品物がレア物と称して沢山販売されていますよ)
2月に入り、あれだけベタベタとウインドウに張られていた「SOLDES」の文字も姿を消し、すっかり春らしいディスプレイに変えられてきています。
しかし許せない事に冬物のセールが終わったと同時に寒さがぶり返し、ミゾレ混じりの雨が降り続いていて、しかも明日の天気予報は雪!はやく暖かくなって欲しいです、ホントに。今週は寒い寒いパリからお伝えしました。
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