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40℃でもエアコン無しの生活って?猛暑の「パリ」から |
今週は続きの予定だった「ニューヨーク・デリカテッセン」編をお休みして、近年稀に見る“猛暑”の「パリ」からのレポートをお伝えしましょう。
海外ニュース等でも既報の通り、ヨーロッパは大変な猛暑に見舞われております。
例えばイギリス(ロンドン中心部37.6度)、ドイツ(バイエルン地方40.4度)、また、スイス(バーゼル近郊40.3度)など、軒並み観測史上最高の気温を記録していて、その勢いは未だ衰える事が無く各方面に大きな影響をもたらしています。
特に、山火事による被害は日本でも大きく報道されておりますが、その他にも電車は線路のゆがみで速度制限が設けられ、遊園地の観覧車などはゴンドラ内が高温になりすぎて閉鎖という状態。
もちろん農作物の不作や、水不足などでも今後社会生活に大きな影響をもたらす事が予想されます。
事態の深刻さから、イタリアではローマ法王が雨乞いの祈りをささげるように信者に指示した、という話まで伝わってきております。
唯一良いニュースはと言えば、今年モノのワインはかなりの期待が持てそうだ、という事でしょうか。
ワインの原料の葡萄は、その年の出来映えが日照時間に大きく左右される為、この太陽カンカンの猛暑は逆に葡萄栽培業者とワイン製造業者にとっては期待できる兆候のようです。
そのワインの本場、フランス・パリでも、記録を塗り替えるまでには至っておりません(ちなみに最高記録は1937年らしいです。その頃の服装は今ほど涼しげではなかったので、その苦労は推して知るべしですが…、)1949年以来、なんと54年ぶりの猛暑。
連日うだるような暑さに加え、もともとクーラーの普及率が低いため、メトロはおろか一般の乗用車にも半分位しかエアコンが付いておらず(大衆車には純正ではエアコンが装備されておらず、オプションとなっている場合が多いです)窓を全開で走っているのをよく見かけます。
また、オープンカフェが売りのレストランなども、もちろんエアコンなどはありません。
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| 「ルノー」、フランスでは一般的な車です。エアコンはもちろんオプション。窓全開です。 |
カメラ目線の子供。思いっきり窓閉めてますが大丈夫なのでしょうか? |
フランス国内の報道によりますと「ヴィッテル」「エビアン」などのミネラルウォーターの販売も急増しており、通常、スーパーなどで0.3〜0.4ユーロほどで売られているものが、街のあちこちで1〜2ユーロで飛ぶように売れております。(フランスでは、同じスーパー内でも冷えているドリンクと冷えていないものの値段が倍ほど違うことがよくあります)
部屋にエアコンの無い人達の多くが、噴水の水場で足をバチャバチャしたり、木陰でて涼んでいる、と言うよりもほとんど気絶(?)しているのをよく見かけます。
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| 暑さのためか、何となくモヤって見えるルーブル美術館。 |
公園の日陰のスペースは大人気。日向とのコントラストで日差しの強さが解って貰えるかな? |
ベンチで休む彼と彼女。ほとんど「気絶」状態と言っても…。 |
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| オープンカフェも日向の席は人気ナシ!時間帯によって人気の場所が変わっていくのも面白いです。 |
公園の噴水も人気スポット。いつもは元気な子供達もちょっとヘバり気味。 |
暑気払いに「セーヌ川クルーズ」もいい方法です。でも皆そう思ってて、かなり混みあってました…。 |
さて、猛暑とは直接関係はありませんが、バカンスで遠方に行けない人の為に、パリ市ではセーヌ川の沿道に大量の砂を運び込んでビーチを作り、これがパリっ子に大うけで、毎日多くの人で賑わっています。(パリでは8月は8割くらいのオフィスがバカンスの為にお休みとなっておりますので、平日でも朝早くから人が詰めかけ、一日中、ここで過ごす人も多くいるようです。
イギリスではテムズ川に飛び込む人も出ているようですが、但しここフランスでは、さすがにセーヌ川に飛び込む勇気のある人はいないようです。
ところで今年は世界的に「川」がキーワード(?)なんでしょうか?日本でも記録的な猛暑とは言えないにも関わらず、弊社のある大阪では「道頓堀川」に飛び込む準備が着々と進んでいるようですが…(笑)。
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