| 欧州で最も交通渋滞が酷いと言われるのが、意外に思われるかもですが「ロンドン」です。 なんと市内中心部では平均速度が13Kmというから、朝夕の大阪環状や東京の首都高に以上かも、100年前の馬車でももう少しスピードが出たかもしれませんね。
そんな交通渋滞を緩和する為に2002年の2月から導入された「混雑税」。 ロンドンの中心部、約21平方キロメートルのエリアに流入する自動車に対して課される税金ですが、なんと車種を問わず、一律5ポンド(約950円)というから驚きです。 日本の高速道路も大概高いので有名ですが、市内に入るだけで5ポンドとは、ちょっとビックリしてしまいます。
 |
| 1:映画「Tube
Tales」の中でも出てくる、長〜いエスカレーター。かなり急ですので載るときは気をつけて! |
街中に設置されているカメラで監視していますので、払っていない車は120ポンド(約23,000円)の罰金で、車のナンバーを、自動的に登録されているナンバーと照合していますので、ごまかすことはできません。 ちなみに罰金を払わない車は、使用禁止の処分!が待っています。
この混雑税には賛否両論ありますが、市内の車が減ったことは事実。
なかなかの効果ですが、その分、税収入が減ったので道路を整備する財源に苦しんでいるとか、このあたりの皮算用は、どこかの国のお役所とよく似ています。
そんなこともあって、見直されているのが地下鉄(Underground)です。 街を歩いていると地下に向かって矢印があり「Underground」と書いてあるのを見て「当たり前じゃん!」と突っ込んでしまいがちですが、これは地下鉄の乗り場を指してある目印ですから、お間違えの無いように(ちなみにアメリカでは「Subway」、皆さんご存知ですね)。
初めてロンドンへ行った人が勘違いしやすいポイントでもあります。 ロンドンの地下鉄は世界で最古の地下鉄で開業は1863年、140年前にできたと言うから驚きですが、その分近代化が遅れていて、驚いた事に未だエアコンなどの快適設備はありません。
元々、夏でも曇った日などは寒いくらいの時もあるので、あまり必要を感じないと言ってしまえばそうなのですが、それでも今年の夏は例の猛暑で地下鉄が止まったことは有名ですね。
 |  |  |
| 2:ホームに下りると、ちょうど電車がやってきました。 | 3:赤、白、青のトリコロール・カラー、ポップで可愛いです。大きさも普通の電車って感じですが…。 | 4:車内に入るとこんな感じ。膝を突き合わせて座る事になります。本当に狭いです。 |
この「Underground」は地元のロンドンっ子からは「チューブ」の名前で親しまれていますが、その名が示すとおり、電車が通る地下通路はトンネルというよりもチューブと言う名前が相応しいくらい細いです。
その細い通路に合わせて電車が設計されていますので、電車の小さいこと、小型の飛行機と間違うくらいの狭さ(写真B参照)で、 しかも、トンネルの大きさギリギリに設計されていますので、窓から手でも出そうものならとんでもないことになります。
電車の故障や事故などで、列車から降りて線路をとぼとぼ歩いて次の駅まで行くようなシーンをテレビなどでご覧になったことが あると思いますが、この地下鉄ではドアが開いても、数ミリ先はトンネルの壁ですから、「もし何かあったら?」と思うと、ちょっといい気分ではありません。
さて、その「Underground」の乗り方はいたって簡単、地下鉄のトンネルは古いとはいえ、駅は近代化されており、切符の自動販売機もカードも使える最新鋭(ただし、No
Change Given と表示されている場合はお釣りがでません)。
料金はエリアごとに色分けされており、1ゾーンが1.2ポンド、1ゾーンから2ゾーンの場合は1.9ポンドで、7日間有効のトラベルカードも19.3ポンドで販売されています(1〜2ゾーンが乗り放題です)。 自動改札の通り方は日本と同じですから、路線図さえ持っていれば、まず間違うことはありません。
電車を降りてから出口に向かうときは「
Way Out 」という表示を目印に歩いてください。 海外旅行の鉄則ですが、くれぐれも人の流れに着いていかないように、別の線に乗り換える人に着いていくとなかなか外に出れ ない場合がありますので注意が必要ですよ。 お薦め映画「チューブ・テイルズ」 ロンドンの地下鉄の様子が、よく解ります(カッコイイです!)。 | |
|