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ブリティッシュ・ミュージアム Vol.2


ブリティッシュ・ミュージアムの展示物の中で最も有名なのが「ロゼッタ・ストーン」、紀元前196年に製造されたものですが、1798年ナポレオンが行ったエジプト遠征の際に見つけて持ち帰えられました。(その後、戦利品としてイギリス軍に没収(>_<))

こんな石のどこが凄いの?
と思われる方もいらっしゃるかも分かりませんが、この石には当時のプトレマイオス五世を讃えるための諸行事の規定が二種の書体のエジプト文字と、ギリシア文字の三書体で記されていたのです!
1:件の「ロゼッタストーン」。パッと見コレが2000年以上前のものとは思えません。

これを手掛かりに古代エジプト文字の解読が成功したという経緯があります(つまり、この石が発見されていなければエジプトのピラミッドから発掘された様々な美術品の価値も今ほど高くないとも言えます)。

2番目に人気のコレクションは、ギリシャのパルテノン神殿(これは知らない人はいないでしょう)の彫刻群(Elgin Marble) 。

ギリシャのシンボルともいえるアクロポリスの丘のパルテノン神殿は、紀元前432年に建造されましたが、ローマ帝国時代にはキリスト教の教会として、またオスマントルコの時代にはイスラム教の寺院として使用されていました。

その後、トルコ軍が何を思ったか弾薬庫として使用、1687年にベネチア軍の砲弾が命中し木っ端微塵になってしまいました。
現在は、修復されておりますが、貴重な彫刻などは遺跡泥棒に持っていかれてしまいました。

19世紀初頭、イギリスのエルギン卿が残っていた彫刻のほとんどをイギリスに持ち去り、現在ここ大英博物館に展示されているという訳です。(この人は貴重な歴史的遺産を保護する為に持ち去っただけで、泥棒ではないのでしょう。たぶん…)

展示品人気ランキングの第3位は、エジプトの「ミイラ」、なんと5400年前のミイラを初め、ミイラの大群が展示されています。日本では宮内庁が厳しく管理しており、発掘など以ての外ですが、その昔は世界に冠たる強大国家だった大英帝国にかかれば、ミイラの100体や200体を集める事などチョロいものです。

なにせ700万点もあるコレクション、このページでご紹介するにはだいぶ無理がありますね。
ご興味のある方は、先週ご紹介した「大英博物館の至宝展」に足をお運び下さい。

2:ギリシャ「パルテノン神殿」の彫刻群です。近くによって見ると、かなりの巨大さ、そして彫刻の細密さに驚かされます。

3:ご覧のように展示室もこの人ごみ。 4:首や手などのパーツが欠けたものが多いですが、これは異教徒が侵攻してきた時に壊されたものだ、と聞いたような気が…

5:小学生の時に読んだ「世界の不思議」等でもお馴染みの、ミイラの棺おけ(?)。

6:ちなみに中身はこんな感じ。 7:これは埴輪じゃなくて馬のミイラです。作った人は馬主?

8:これは上の写真とは別のミイラ。ホラー映画で見るイメージにちょっと近いですね。

9:「いついつに生きていた、誰々のミイラだ」という事が詳細に書かれています。 10:これが噂の5400年前のミイラです。お尻をむき出しの哀れな姿でちょっと可哀想?



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