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今週のイチ押しは、特集ページに関連してヴィヴィアン・ウエストウッドの新作について取り上げたいと思います。
ご存知のように、ヴィヴィアン・イザベル・スウィア(Vivienne
Isabel Swire)はイギリス出身のデザイナー。 1971年ロンドンのキングスロード430番地に自身のショップをオープンしたのがその始まりです。
当時、ショップは「レット・イット・ロック(ロックやろうぜ!)」という名前で、主に’50年代のロックン
ロールのレコードが販売されていましたが、翌年には「Too Fast To Live,
Too Young To Die (生きるには速すぎ、死ぬには若すぎる)」、更に’74年には「SEX」、’76年には「Seditionaries
(セディショナリーズ「治安妨害者達!」)」と名前を変えていきます。
この単なる中古レコードショップに大きな転機が訪れたのが、’75年から始まったパンク・ムーヴメント。
ショップのパートナーのマルコム・マクラレンと共に、当時ショップに入りびたりだったジョニー・ロットンや
シド・ヴィシャス等をメンバーとするパンクバンド「セックス・ピストルズ」をプロデュースし、世界的な大ヒット
となったことが切っ掛けとなります。
このバンドの音楽やファッションは、世界中に大きな影響を与えましたが、あまりにも歌詞の内容が過激で、
反体制、反キリストのメッセージが市民運動のもう反撃を受け、ほとんどの曲は販売禁止、公演もできないというありさまでした。
バンドの中心メンバーであるシド・ヴィシャスの麻薬の過剰摂取による死で、26ヶ月という短い幕を閉じることに
なりますが、彼らに代表されるヴィヴィアンのファッションは現在のストリートファッションにも大きな影響を与えています。
そのショップは79年に「World's End(ワールズ・エンド「この世の終わり!」)」と名前を変えパンク・ムーヴメント後、今度はニューウェーブ・ムーヴメントの旗手となり、現在に至っています。
今春、新しくコレクションに仲間入りした「Too Fast」は、そんなヴィヴィアンの歴史を、今一度再確認する
ネーミングだと言えますね。
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