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ヨーロッパの長〜いバカンス


地中海の楽園 歴史の国 チュニジア( Tunisia )


 

日本でもお盆休みを2週間くらいとって海外でバカンスを楽しんだという羨ましい人がおられるようですが、ヨーロッパの多くの国では8月一杯は オフィスを閉めてしまうところが多く、街中は静まり返っています。 それでなくてもフランスでは一週間に35時間以上働いてはいけないと言う法律ができましたので、一体いつ働くんだ!って感じですが、バカンスを楽しむために仕事をしているといった感覚ですから、お客様に迷惑がかかろうが何をしようが仕事の為に自分の時間を犠牲にする人などここでは出会ったことがありません。

日本人の旅行と違って、のんびりと滞在する時間的&精神的な余裕があるのは羨ましい限りですが、逆に退屈ではないかなどと思ってしまうのは日本人独特のサガだと言えるでしょう。

日本で人気のある旅行先と言えば、オーストラリアを中心としたオセアニア 、また、韓国、香港などのアジア地区、ハワイなどが挙げられますが、 ヨーロッパ人に最も人気のあるバカンス先は、マグリブ(Maghrib)と呼ばれる地中海沿岸のアフリカ北部、チュニジア、アルジェリア、モロッコの国々でしょう。

まずは空港から。空港内は整然としていながらもアラブの感じがしっかり出ていました。 女優さんが登場するようなポスターが無いのはやはりイスラムの影響ですね。

外を出ると青い空。アメリカ西海岸の空港を思い出させるような(?)きれいな空港でした。

首都チュニスのメインストリート、ハビブ・ブルギバ通り。向こうに見えるのは11月7日広場(Place de 7 Novembre)の時計台です。


パリからでも飛行機で2時間半と非常に近く、気候は温暖、物価はパリの 5分の1くらいと良い事尽くめ。特にチュニジアは治安の良さと、もとフランスの保護領(植民地?)だったということもあり、道路標識もフランス語とアラビア語の2ヶ国語表記(逆に英語は通じません)、そんな訳でヨーロッパからの旅行者が非常に多い人気スポットとなっています。

今週は、そんな日本人にはなじみの薄いチェニジアの話題をご紹介しましょう。

フランス通りの突き当たりにある「フランス門」。世界遺跡にされて いる旧市街の入り口です。それにしてもフランス人は門が好きですね。

フランス門を抜けたところ、旧市街(メディナ)の入口にある衣料品店。このあたりは観光客の最も多いところです。

「ここはフランス?」と思わせるようなヨーロッパ風の建物が並んでいるフランス通り。ゴミも落ちておらず、夜遅くまで人々の通りが絶えないです。

とにかくフランス人にとっては言葉が通じるだけではなく、カルフールやモノプリといったフランスで御馴染みのスーパーやコンビニなどもありますから全く不自由は無く、特に他のイスラム諸国のようにお酒が飲めないなどと言うこともありません。事実、ここチェニジアではビールも生産されておりこれがなかなか美味しいです。

ホテルは一流と言われるところでも一泊1万円ほどのお手軽価格。(もちろんツインベッドでのお値段です) ビジネスホテルでよければ3000円でお釣りがくるところもありますから長期の滞在でもビックリするような出費にはなりません。日本で温泉旅館に泊まることを考えればリーズナブルだと言えるでしょう。

698年に建設が始まり9世紀半ばにようやく完成したグランド・モスク(イスラムの礼拝場) なんと広さは5000平方メートル。

キリスト教の教会と違って、女性はベールをかぶらないと入れてもらえません。写真撮影も禁止!です。

グランド・モスク周辺のお土産屋さん。この国最高の聖地でも宗教の異なる旅行者には関係なしです。

チュニジアには様々な顔がありますが、大きく分けると1.地中海沿岸に沿ったリゾート地 2.古代ローマ帝国に滅ぼされたカルタゴ遺跡に代表される歴史探訪(チェニジアには世界遺産が8つもあります) 3.南部にはサハラ砂漠(ここでスターウォーズを始め、インディージョンズ:レイダース/失われたアーク、イングリッシュ・ ペイシェントなどのロケが行われました)が広がっています。

リゾート地でのんびり日光浴もよし、歴史に興味のある方は遺跡めぐりや博物館へ行くもよし、また、そういった文化的なことに関心の無い人は、4WDで砂漠に繰り出すもよし、ほんと時間さえあれば様々な楽しみ方ができる国です。

首都チュニスにも、13世紀のイスラム都市として栄華を極めた旧市街 (メディナ)、また、19世紀フランスの保護領だった時に栄えた新市街と まったく異なる世界が同居しているのも興味深いところです。

チェニジアの中でも最も美しいと言われているリゾート地、シディブ・サイド。ブルーの海と建物の白い壁はリゾート地に相応しい雰囲気を作り出しています。

チェニジアには美しいビーチが沢山あります。昔からヨーロッパの著名人や芸術家などがリゾートに訪れることでも知られています。

世界で最も古いと言われているカフェ・デ・ナット。前の階段は恋人どおしが語り合う場所として有名です。


こちらはチェニスのハビブ・ブルギバ通りです。パリとは大違いの気候です。

シディブ・サイドの建物はすべて白とブルーのコントラスト。

旧市街(メディナ)にあるお土産屋さん。ラクダグッズ、革製品、ベールなどが多いです。

こちらのお店ではエスニックな雰囲気一杯のアクセサリーが売られていました。

来週は、オスマン時代のイスラム建造物や、古代カルタゴ遺跡などの観光スポット をご紹介する予定です。お楽しみに。


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