|
今週のレポーターは
|
 |
|
|
シャーロック・ホームズのお宅訪問
at 221B Baker Street in LONDON
ロンドンで最も有名な住所
ベイカーストリート221B
|
(こちらはシャーロック・ホームズ氏の名刺です)
登場から117年経った今も、多くの人に愛され読み続けられているシャーロック・ホームズの冒険。
今週は、ロンドンで最も有名な架空の人物シャーロック・ホームズについて、彼のミュージアムと共にご紹介したいと思います。
 |
 |
 |
| こちらが地下鉄(チューブ)のベイカーストリート駅。近くにはマダム・タッソー(蝋人形館)などがあり、ビジネスマンに混ざって観光客も多いエリアです。 |
駅の構内はシャーロック・ホームズをデザインしたタイルで装飾されています。
|
これがベイカーストリート221B(物語の中でのホームズのフラットがある場所)金融会社のビルが建っています。
|
生みの親はアーサー・コナン・ドリル(名探偵コナンの名前はこの人からとられています) というスコットランド生まれのお医者さんで、1887年に発表された長編小説
「緋色の研究(A Study in Scarlet)」に登場したのが名探偵ホームズの誕生だと言われています。
その後、「ストランド」誌に連載され大好評を博し、1930年に亡くなるまで
56の短編、4つの長編が発表されています。この中から多くの物語が映画化されていますが、無声映画の時代のフィルムまで残っておりますので、日本の「忠臣蔵」真っ青なくらいの歴史があるといえます。
 |
 |
 |
| 駅前にあるホームズの銅像。「最も優秀な探偵」という文字が刻まれています。 |
今回ご紹介するシャーロック・ホームズミュージアム。一階(グランドフロア)はギフトショップです。
|
ギフトショップでのスナップ1.テレビドラマや映画のワンシーンのポートレートが多数飾られています。
|
物語はアフガニスタンの戦争から帰ってきたシャーロック・ホームズの助手、というか相棒の医師ドクター・ワトソンが、住居を探すためホームズのフラットを訪れるシーンから始まります。
原書ではこうなっています。
-------------------------------------------
A friend heard that I was looking
for a small, comfortable flat in the West End, and
he arranged a meeting with Holmes, who'd just moved
into 221B Baker Street.
I'd no idea at the time that I
was going to meet one of the most extraordinary
men of the times - a man who would change and influence
my entire life.
「私がウエストエンドにちょっとした居心地のいいフラットを探していると聞いた友人がベイカーストリート221Bに引っ越してきたばかりのホームズと会う手はずを整えてくれた。
その時はまだ、当時稀に見る非凡な男、そして私のその後の人生を大きく変え、影響を与えるであろう男に会うことになろうとは思いもしなかった。
-------------------------------------------
このような調子で、ホームズが行ったことをワトソン博士が記録し、それを語るような仕方で物語が進んで行きます。このような手法は、この物語が世に出て以来「ワトソン役」
という言葉まで生んでいます。
 |

|

|
| こちらはギフトショップの模様。ミュージアムの入場券は、このショップのレジで払います。ちなみに6ポンド(約1200円)とちょっと高め。 |
こちらもギフトショップのスナップ。なかなか雰囲気があります。どれが売物で、どれがディスプレーなのか良く分かりません。 |
この看板も一応売物のようです。オススメは物語が収録されたCD。英語の勉強にはなかなかGOODな教材になります。 |
ホームズのフラットがあるベイカーストリート221Bという住所は、ロンドンで最も有名な番地と言われていますが、事実、私が始めてロンドンへ行った時、ベイカーストリートという地名が本当にあるのに驚き、221Bを探しに行った記憶があります。
実際には、この番地には金融会社のビルが建っており(現在は空ビルのようです)ホームズのフラットはありませんが(ホームズそのものが架空の人物なのであるはずはないのですが・・)その近くにはホームズ・ミュージアムがあり、物語を忠実に再現した建物が公開されています。
ヨーロッパの番地は大昔から決まっており、新しい建物が出来たり、開発されたからといって
新たに番地が振られることはありません。そんなことは分かっていながら、このミュージアムではベイカーストリート221Bはここだと主張を続けており、看板まで上げているところはやはりホームズの偉大さによるものでしょう。
 |
 |
 |
| ホームズのフラット(ミュージアム)にはここから入場します。 |
ホームズの胸像。神経質そうな顔立ちと気持ちを落ち着かせるパイプがシンボルマークとなっています。
|
ホームズの書斎。デスクや小物が小説に基づいて忠実に再現されています。
|
※ ロンドンのフラット( flat )は、日本のマンションにあたり、アメリカではアパートメント
( apartment )と呼ばれています。現在でも、ロンドンにはフラット(正確には多数のフラットが集まった建物は
blocks of flats と言います。)が沢山あり、少人数の家族にとって一般的な住居となっています。
 |
 |
 |
| デスクの横には、実験室?が。物語の中にも黙って顕微鏡を覗いているシーンが度々出てきます。 |
ホームズの相棒、ワトソン博士の部屋です。中は来週のお楽しみ。
|
このフラットのオーナーというか家主さんであるハドソン夫人の部屋です。
|
来週は、物語の名場面が再現されているなかなか興味深いミュージアムの内部をご紹介します。
お楽しみに。
|