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今週のレポーターは |
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ヴィクトリア&アルバートミュージアム
ファッションの歴史を探る
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ロンドンのヴィクトリア&アルバート・ミュージアムが所有している貴重なコレクションを通し、ファッションの歴史やデザインの移り変わりを3週に渡ってご紹介していく秋の特別企画。
今週は、ファッションというものが一般的に語られるようになった時代、その中心的な衣服であったドレス、現代の装いに大きな影響を与えたスポーツウェアなどを見て行きましょう。
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Evening Dress
Charles Frederick Worth
1826-1895
1881年の作品 Paris
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Evening Dress and Jacket
Mariano Fortuny 1871-1949
1920年の作品 Venice
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● 初期のデザイナー達 (1850-1930年)
1850年代、メジャーなファッション企業の登場でデザイナーの活動が本格化します。特にパリの企業家にとって仕立服は社会的、経済的な成功のシンボルになりました。
現代ではセレブと呼ばれている、リッチな有名人達は、著名なファッションデザイナーからセンスの良い衣裳を競って入手しました。
1908年までに、ハイファッションの世界には、鮮やかな色彩や、ゆったりしたシルエット、また、デザイナーのマークが入ったクラシックな衣服などの新しい提案がなされていきます。
また、第一次世界大戦の影響によって、衣服はより実用的な衣服に変化して行きます。カーディガンや、より短いニットのスカートなどもこの時期に登場します。
1920年代と1930年代の間には、新しい感覚を持ったデザイナーが登場。彼らの作品はシックで、革新的な衣服として受け入れられ、ラグジュアリーな現代のデザインにも大きな影響を与えることになります。
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左:Elsa Schiaparelli 1938年 Paris
右:Skirt and Cardigan
Madeleine Vionnet 1876-1975
1930〜1940年の作品 Paris
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The Dress
左:Day Dress 1818〜1820年の作品
右:Day Dress 1836〜1840年の作品
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The Dress
左:Day Dress 1863〜1865年の作品
右:Day Dress 1912〜1914年の作品
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ドレス
ドレスは何世紀もの間、女性の大切な装いの一つ。
ここ10年間のドレスを見てみると、1600年以降に作られたデザインから、さまざまなタイプのスカートやスリーブ、ネックライン、およびウエストラインが取り入れられていることが分かります。
現代のドレスは、ロココや、ネオクラシック、ロマンティシズムなど、19世紀始めの装いからシルエットやデザインの影響を受けクリエイトされている訳ですが、最も大きな違いは一言で言ってしまうと丈の長さ。床の長さからひざまで、そして、大腿中央部へのヘムラインの短縮だと言えます。
かつては毎日着られていたドレスですが、現代ではよりフォーマルな場面での着用が多くなり、中には全くドレスを所有していない人も珍しくないようです。
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Day Dress
左:1942〜1945年の作品
右:1957年の作品
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Piano Dress ( Cocktail
Dress )
Kah Lagerfeld 1995年 シャネル製
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Sportswear
Safari Suit 1970年 サンローランの作品
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● ファッションに影響を与え続けるスポーツウエア
スポーツウェアは、ファッションを変えるために大きな貢献をしてきました。
ドレスがより装飾的で複雑になる傾向を打ち消したのもスポーツウェアの影響だと考えられます。
スポーツウェアは、それまでのドレスに多用されていた組み紐、リボン、および刺繍などを排除し、シンプルなカットによってデザインされています。
しかし、同時にデザイナーはスポーツウェアの実際的な特徴をデザインとして取り入れることにより、ファッショナブルな装いを生み出してきました。
デザイナー達は、スキーや砂漠を旅行する為に特別に製作された実用的な衣類からもインスパイヤされ、ファッショナブルなジャケットやスーツを作りました。
また、スポーツ界で活躍するヒーローやヒロイン達の影響も否定できません。特に男性の衣料品は、そのような有名アスリートが着用しているスポーツウェアがそのままコピーされているケースも目立ちます。19世紀後半から見られた、そのような傾向は、テレビの普及によってますます加速していると言えるでしょう。
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右: Juicy Couture
2004年製 Los Angeles
左: Ski Jacket Ascher 1960年製 Los Angeles |
Shooting Suit
Hackett Ltd. 1996年製 Britaain
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Hunting Ortfit
Bernard Weatherill 1975年製 London
右:Hunting Coat 1900〜1930年製
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● 伝統的なスポーツウエア
本来、スポーツウェアは特定の活動のためにデザインされた非常に特殊な衣服です。
そのウェアが持つ主な目的は、ずばり実用的であること。格式ばったデザインやフォーマルな要素は一切ありません。
例えば、乗馬とハンティングの2つはヨーロッパで最も古くからあるスポーツです。その装いは、それらが行われる場所と天候などが考慮された実用的で伝統的なデザインとなっており、ここ2世紀の間劇的な変化がありません。
そのように変化しない装いであると同時に、ファッショナブルで現代的な衣服に大きな影響を与えているのは興味深い点だと言えます。
1780年代に登場した、絹とレースを使ったオシャレな男性のジャケット&シャツなどは、乗馬のアンサンブルの毛織物にインスパイヤされています。今日でも、多くのファッションデザイナーは、英国の伝統的なスポーツウェアや独特の仕立て技術から多くのことを学んでいます。
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