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今週のレポーターは |
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パリには、東駅、モンパルナス、北駅、オーストリッツ駅、サン・ラザール駅といくつかの終着駅がありますが、その中でも私がとびきり好きな駅はリヨン駅。
えっ?なぜリヨン駅が好きなのかって?
それは、まず、フランスらしい大きな時計台がある素敵な外観であること、その中にあるレストランがすごく豪華なこと、南仏というパリとは正反対の別世界に連れて行ってくれる始発駅であること、
そして何よりも、明治時代、後に日本を代表する文豪達がヨーロッパへ留学した時に、リヨン駅に降り立ったという、日本人にとって思い入れのある駅なんです。
今週は、そんなリヨン駅の様子をお届けしましょう。
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絵を見てるかのようにロマンティックなリヨン駅。 |
駅は、とても大きくいつも人でいっぱい。 |
所々にある椰子の木が、南国ムードを漂わせます。 |
リヨン駅って、どこから名づけられたのでしょうか?それは、南仏へ向かう途中にあるリヨンという都市につながっていたから。今では、南仏マルセイユが最終駅になっています。開通は1852年。
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南仏の人も、サッカー熱が強いためか、電光掲示板の上に大きなサッカーの広告が! |
何ヶ所もあるチケット売場の窓口。 |
フランスの新幹線「TGV」。先頭車両には乗客は乗れません。 |
リヨン駅はまた、明治時代、大志を抱き降りた日本の若者達が降り立った駅でもあります。
1869年に開通したスエズ運河から、南仏マルセイユへと到着、そこからパリのリヨン駅と向かいました。
1884年、ドイツへと向かった森鴎外、1900年パリ万博へ立ち寄り、英国へ向かった夏目漱石、1913年は島崎藤村、1908年は高村光太郎と日本を代表する文豪達は、ここリヨン駅に降り、初めてパリの空気に触れたのでした。
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駅構内は、エディアールのような高級な紅茶、お菓子を置いたお店なんかもあります。 |
香水ショップのセフォラもあり。ついつい寄ってしまいます・・・。 |
ヴァージン・メガストアは、フランスでも人気のCDショップ。 |
南仏は、一年中お天気の良い南国気分なところ。そのせいか駅のターミナルにも、椰子の木が飾ってあったりします。
ところで、この駅に電車が到着するときに、ものすごくビックリしたことが一つありました。それは何だと思いますか?
それは、駅に電車が着いて乗客がホームに降りる前に3人の兵隊さんが機関銃を持っていて、 降りてきた乗客をいつでも撃てるように構えていること。
そして、乗客がいなくなるまでその兵隊さんたちは、機関銃を構えたままなんです。
その兵隊さんたちは電車が到着するたびに、いつも機関銃を構えて皆の安全を守ってくれているのですが、日本人観光客にとって引くぐらいのすごい光景だと思います。いつでも撃てるように構えているというのは、やはり南仏から変な人が来たという未遂事件でもあったのでしょうか?
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自動販売機は、こんな感じで見えるようになっています。 |
リヨン駅にある「ル・トラン・ブルー」でお食事やお茶はいかが? |
何度見ても美しい内装です。 |
映画「二キータ」に出てきたレストランを見たことがありますか?とっても豪華でいかにもフランスといった内装のレストラン「ル・トラン・ブルー」は、いつきても本当に素晴らしく、
「ああ、フランスにいるんだな・・・」と改めて痛感させてくれるほどのすごさ。1900年に作られたこの店は歴史記念建造物に指定されているそうです。
ここに来る日本人はもう、写真をうつしまくっているのだとか。レストランには、ディナーはもちろんのこと、ランチ、お茶やカクテルだけの場所もありますので、旅行者が乗車時間まで待っているのに紛れて、お茶を楽しむことも出来ます。
フランスやヨーロッパを始めて訪れる人をここへ連れて行くと、ものすごく喜んでくれること間違いなしです。
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地下鉄のリヨン駅に、新しく出来た南仏を思わせる庭。 |
暗い地下鉄の雰囲気を一掃した感じです。 |
この道はバスティーユへ続いています。近々バスティーユの様子もお届けしますね。 |
パリの散歩コースにリヨン駅を訪れてみませんか?南仏の空気に触れることができるだけではなく、明治時代に胸いっぱいに夢と希望を膨らませた日本の若者達のエスプリをも感じることが出来るかもしれませんよ。
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