|
今週のレポーターは |
 |
|
|
|
ディジョン
DIJON
マスタードで有名な美食の町
|
ワインの産地として有名なブルゴーニュ。今週は、かつてブルゴーニュ公国の首都であったディジョンからレポートします。
ディジョンといえばマスタード(フランスでは
ムタール/moutarde と言います)の産地として余りにも有名。
日本ではほとんど知名度はありませんが、高級食材を扱っている
お店では、ディジョン産のマスタードが必ずと言ってよいほど並んでいますので、機会が あれば確認してくださいね。(何故か、ディジョン・マスタードは陶器のポットに入って売られていることが多いです。)
 |
 |
 |
|
パリからTGVで1時間45分でディジョンに到着。 |
ディジョンの観光は、このふくろうについていくと名所に着きます。ふくろうは、ディジョンのシンボルです。 |
こちらがブルゴーニュ大公宮殿。一枚の写真に入らないほど大きい建物です。 |
ブルゴーニュ公国といえば、かつてはフランスをしのぐ大国でベルギーやオランダにまで領地を広げていた時代もあったほど。ディジョンはその首都として栄えていた町でした。
一番の見所は、何と言ってもブルゴーニュ大公宮殿。ここは14〜15世紀にブルゴーニュ独立公国だった頃の面影を残す宮殿で、フィリップ豪胆公
(1342年〜1404年、在位1363年〜1404年)からシャルル突進公 (1433年〜1477年在位1467年〜1477年)の歴代4大公が治めた頃は、黄金の時代といわれ、芸術・音楽の一大中心地でした。
 |
 |
 |
|
少しヴェルサイユ宮殿の雰囲気があるなと思ったら、ヴェルサイユ宮殿を建てたマンサールによって改築されたそうです。 |
広場の周りには、カフェがありいつも人でいっぱいでした。 |
広場にある大きくてモダンな噴水も、ディジョンの名物です。 |
ルネッサンスと言えばイタリア芸術が有名ですが、15世紀にはイタリア以上に発展させたことでも知られています。
その中心人物だったフィリップ豪胆公って、どんな人だったのでしょうか?
実は、かのジャンヌ・ダルクを捕らえ、イングランド軍に引き渡したという歴史的な人物。
とっても派手好きだったらしく、一晩の宴会でディジョン名産のマスタードを320リットルも
使ったと言われています。一晩で320リットルも使う宴会って、一体何人集まっていたのか興味がありますね。
(ちなみに、ディジョンのマスタードは、日本の洋からしのように鼻にツンとくるような辛さはありません。どちらかというと、酸っぱいマヨネーズのような感じかも。)
 |
 |
 |
|
広場の横の通りは、こんな感じで少し厳めしい雰囲気。 |
この旗は、年中掲げられているのだとか。 |
宮殿横にあるオペラ座。意外と大きいです。 |
シャルル突進公は、名前の通り無謀な戦争を引き起こしました。突進公という愛称には、そのまま彼の性格が表されており、無鉄砲公、猪突公とも言われています。
芸術好きだったからか、彼の肖像はルーベンスによって描かれています。一人娘のマリー女公は、ハプスブルグ家のマクシミリアンと婚約した後、戦死しました。
 |
 |
 |
|
宮殿の裏、シュエット通りにある”幸せのふくろう”を見つけました。 |
右手で金製のものを触りながら、左手でふくろうを触ると幸せが訪れるそうです。 |
おいしいマスタードの代名詞、”マイユ ( MAILLE
)” |
実際に町を回ってみると、とても豪華で迫力があり、宮殿や町並みは、他のフランスの地方には見られない華やかさとゴージャス感が漂っています。
もちろん、ワインの産地ということもあり、ディジョンの人達は一般的に裕福な人が多く、他の地域に比べいい生活をしているようです。もともと移民が少なかったことも所得水準が高い一因かも分かりません。
 |
 |
 |
|
おみやげセットもあります。 |
町のおみやげ屋さん。 |
ディジョン名物のパン、エピス。 |
今でも、ブルゴーニュ地方の中心地であるディジョンは、美食の町としても有名です。
是非、地元ブルゴーニュ産のワインを楽しみながら、地方料理のエスカルゴやブッフ・ブルギニョン(牛肉の赤ワイン煮)を味わってみてくださいね。
食前酒は、ディジョン生まれのキールがおすすめですよ!
 |
 |
 |
|
もちろんマスタードもずらり並んでいます。面白いのが、マスタードの種類で、カシスやタンドーリ味があること。 |
ノートルダム教会。ここに突き出ているのは、怪物の彫刻。 |
夜の宮殿前の広場は何ともきれいにライトアップされていました。 |
|