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パリのペット事情

家族と同じようにペットと暮らすパリの人々


最近、どんどん盛り上がりを見せているペットブーム!パリでもオシャレな人達が可愛いペットを連れてお散歩している姿をよく見かけます。 今週は日本とは少し違ったパリのペット事情をレポートします。

ある調査によると、フランスでペットを飼っているのは、全人口の50.6%。 内訳としては、

一位 魚(35,100,000匹)

二位 猫(10,040,000匹)

三位 犬(8,080,000匹)

四位 鳥(3,680,000匹)

五位 げっ歯類(ウサギ、ハムスター等)(2,940,000匹) (資料:FACCO / TNS Sofres 2006)

となりますが、合計するとほぼフランス本土の人口に匹敵しますので、如何にペットが普及しているかがお分かりになると思います。 1990年からは、犬とネコが逆転しネコを飼う人が増えてきていますが、これは散歩などの手間がいらないことが主な理由だそうです。

フランスではどのアパルトマンでもペットが飼えます。

シャトレあたりにペットショップが連なっています。

フランス人もやはり子犬や子猫に気を許しがち!

日本と大きく違うのは、すべてのマンションでペットの飼育が認められており、大型犬であっても人間と同じように室内で暮らしている点。もちろんフランスでも、鳴き声がうるさい、悪臭が漂うなどの問題があった場合は、退去しなければならないことがあります。

ただ、ペットを飼う飼わない以前に、フランスでは20代の人達は深刻な就職難。例え大学を出てもなかなか仕事がないので、ペットを飼うどころではない人達が増えているのが現状です。

フランスでは犬の糞を始末しないと185ユーロの罰金を払わなくてはいけません。

パリ市内のほとんどの公園は犬を連れて散歩は出来ません。

そんなパリも犬を放し飼い出来る唯一の場所があります。それがここシャン・ド・マルス公園!

不思議なのは、これだけ一般的となっているペットを販売しているショップが意外と少ないこと。ニューヨークのマンハッタンには3000店のペットショップがあると聞いたことがありますが、パリでは「ペットショップがどこにあるの?」と思うくらいで、大部分がヘアカットなどが中心のシンプルなショップ。

最近、ようやくオシャレなペットショップが増えてきたように思います。マンハッタンのように人口の50%は独身という街とは違い、ベビーブームにカップルだらけのフランスでは「独身&犬」というイメージは少ないです。

ここはパリ市ではなくパリ軍隊学校の所有地となっています。

ジョギングする人や犬を散歩する人で毎日賑わっています。

愛犬を連れての公園デビュー!?

悲しいニュースとして、フランスでは犬が赤ちゃんを噛み殺すという事件が相次いでいます。これは母親やベビーシッターがちょっと目を離した隙に大型犬が生まれて間もない赤ん坊に興味を抱き、本能的に噛んでしまうことから起きており、殆どの事故はパリよりも郊外の一軒家で飼われている番犬が多いようです。

公園内には犬用運動場があり、犬にとっては最高の環境です。

ペットシッターと犬達。NYと同じようにパリでもよく目にする光景です。

近所のマダムが優雅にお散歩している姿も。

さて、パリ来たこのとある方にとっては、道路の至るところに犬の糞が落ちているという、あまり良くない印象をお持ちだと思います。

パリのきれいな景色とは裏腹に下を見て歩かないと犬の糞をうっかり踏んでしまうというのが日常で、以前はこれに滑って入院する人も年に何百人もいたそうです。そこで、フランスでは犬の糞を始末しない場合は、185ユーロ(約3万円)の罰金を払うという決まりができました。

それからはだいぶ道に犬の落し物はなくなりましたが、それでも裏道などや人通りが少ない場所ではまだまだこの問題が解決されたとは言えないようです。

去年BHV(日本でいうハンズにあたるお店)におしゃれなペットショップコーナーがオープンしました。

パリでは珍しいアクセサリーを置いているペットショップ。とっても可愛いショップです。

今後のフランスのペットショップにこうご期待!

さすがパリ!と思える点として、エッフェル塔の周りにあるシャン・ド・マルス公園では、犬を放し飼いに出来る運動場と大きな通りがあります。ここは、パリ市ではなくフランス軍隊学校の所有地ではありますが、エッフェル塔を見ながら自由にペットの運動が出来るということで、パリ郊外からも、車に乗ってこの公園まで通う人がいるくらい人気のスポットとなっています。

最後に、犬のファッションについてですが、日本のように犬に綺麗な服を着せている買主は、どちらかと言えば少数派。ペットショップに並んでいるペット用のアクセサリーも、ドイツやイタリアからの輸入物が多いようです。

人間のファッションのように、犬のファッションでも世界をリードする日がやってくれば良いのに、なんて考えているのは私だけかも分かりませんね。


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