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パリ・コレ

ファッション業界最大のイベント


ファッションの都と言えば、やっぱりパリ。今日では、ロンドン、ミラノ、ニューヨーク、 東京など、各地でデザイナーによるコレクションの発表会が行われているというものの、この時期にパリでファッションショーをするということは、デザイナーにとって 大きな目標であることに変わりはありません。ファッション業界の人達すべてにとって、パリコレに参加するのは憧れの世界だと言えるでしょう。

そんなパリコレの時期には、世界中からファッション業界の人達が集まり、パリの街が一番華やいでいます。日本からもファッション業界の人達やメディア関係の人達が多く見られます。

今週は、そんなファッション業界最大のイベント、パリコレについてレポートします。

素晴らしいパリコレファッションショー。

特別会場が決まっているわけではありませんが、ルーブル美術館内がよく使われます。

ルーブル美術館内にあるカルーセルでショーが行われています。

まず、パリコレの時期をネットで調べましょう。パリコレのページには、ショー、場所、時間が 全てチェックできます。

http://www.modeaparis.com/va/collections/2008hapap/index.html

ファッションショーを観れるのは、限られた人達だけのように見えて、実際はショーを観に来ている若い学生や一般人が結構います。

オランジェリー美術館横にあるテント会場。今回はクロエのショーなどが行われました。

エッフェル塔前にも会場があります。

エルメスは、今回エッフェル塔前の会場にて行われました。寒い中、入場待ちも大変!

それでは、どうすればショーを見れるのでしょうか?一般的には、

●バイヤー、関係者、プレス関係者には、前もって招待状が送られますが、大きなショーでなければ、プレス関係は招待状がなくても入れてくれる場合があります。

●上記であげた関係者と一緒に入るという手もあります。

●小さなショーではまれに一般の人を入れてくれるときもあります

●フランスの服飾専門学校の生徒手帳があれば、交渉次第で大きなショーでも入れたりします

●「招待状をゆずってください」と書いた紙を持ち、入り口に立っている人もいます。 この成功率はそのときによるそうですが、とにかくダメもとでも試してみる価値は ありそうです。

その他、マレ地区にあるギャラリーで行われたり、

ホテル内でショーが行われたりします。

ショーの間はガンガンの音楽が鳴っているにも関わらず、ものすごい数のシャッター音が聞こえます。

ショーの予定は、全て時間と場所がコーディネートされており、例えば12:30にショーが終わると次のショーが隣ならば1時間後、そうでなければその場所に着く時間を計算し、プラス30分ほど余裕を持たせて始まります。

つまり、ショーを全て見ようと思えば可能になるように、ショーを開催する側でちゃんと連絡がとれているようです。午前中のショーはいいとして、20:00からのショーが、1時間以上も遅れて始まるなんて普通の話。一日何本もショーを見なければいけない関係者達は、毎回変わる会場を地図を見て走り回るため、本当に体力が要ります。

最終日前頃の夜にある最後のショーが終った後ともなると、一緒に乗った電車で相当にグッタリしたアメリカ人カメラマン達を見かけたりもしました。

一般の人達が、ショーの前に待っている様子。このショーでは、一般の人達も入れたようです。

何日も何も食べていないなんて感じられないほど、迫力を感じるモデル達を会場内で見られます。

メディアの取材や報道も、会場周辺アチコチで行われていました。

世界中の人が美しいと認めるモデル多くは16〜20歳です。表面は華やかでいいホテルに泊まって世界中を駆け回るのですが、日本の芸能界と同じで、よっぽどの売れっ子モデルでない限りそんなに沢山のギャラを貰っているわけでないのが現状。

雑誌に載っているモデル達も着ている私服は安い服が多く、高級ブランドでないことが多いです。

今日、モデルに東欧系アメリカ人が多い理由として、ゴルバチョフ前書記長がロシアを社会主義を資本主義に変えた頃に、アメリカへ移住したことが背景にあるようです。移民の親に育てられたこともあり、裕福な家庭で育った人は少なく、アメリカン・ドリームを 夢見て希望に満ち溢れたモデル達がよく見られます。(これは、モデルだけでなく、女優業などにも当てはまります)ギャラが安くすむという理由で、純東欧人モデルやブラジルなどの南米出身モデルもよく見かけます。

モデル達は一部のスノッブな人を除き、一般的には優しくスィートな人達ばかりです。日本のファッション業界や、ファッションショーに来る日本人達は、バッチリとキメていて少し気取ったようにも映りますが、こちらのファッション業界の人達は凄く気さくなのが印象的です。

ショーが終わってすぐでメイクも落としていない売れっ子モデルのエレン。

モデル達はマネージャーと共に次のショーへと駆け足で向かいます。

クロエのショーに来ていた女優のモニカ・ベルッチ。彼女の周りは報道陣であふれていました。

ショーに出る直前の5日ほどは、何も食べていないなんて言うのは普通の話。もともとものすごく 痩せているのにそれでも食べられないなんて大変ですね。

以前、パリス・ヒルトンさんが食事は特に節制しておらずハンバーガーをよく食べていると言っていましたが、彼女の細さを見ると ハンバーガーをよく食べている姿は想像できません。

ところで、パリコレ関係の取材をするには、まず高度な英会話力が必須。忙しい売れっ子モデルや 関係者をつかまえてあれこれ聞くには日本の学校で習うような英語の2〜3倍は早い英語を話し、聞きとらなければいけません。英語って本当に大事な言語ということを身にしみて感じます。

華々しいデザインだけではなく、歴史の重みさえ感じられるパリコレ。これからも、世界中の人達を魅了し続けるのですね。


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